IOデータ 「WebPilot(ウェブパイロット)」サービス開始

まってました!
な展開のモノが出てきました。


簡単に言うと「セキュリティキーでアクセスを可能にしたASPサービス」。

ASP(ブラウザでネットワーク越しに実行可能なアプリケーションみたいなもの)はその性質上、セキュリティに対する懸念を避けられませんでした。
(インターネットにさらされてりゃ確かにこわいですよね。)

しかし、そこを解決すればビジネスユースにはうってつけな点が多いのもASP。

 ・イニシャルコスト(初期投資費)なし → ソフトもサーバも不要。
 ・ラングコストが明確 → 月額の利用料だけ。
 ・メンテナンス不要 → サービスを提供している会社の責任。


ブラウザ上で実行するという構造上、当初は
操作性が悪く、ふだんのOSと同じレベルの操作ができないイメージが強かったのですが、SaaS や Ajax のような技術が発達してきてそれもどんどん過去の話に。
Adobe Air なんかも楽しみですよね。


現在はまだ、Webを利用するこういったサービスが「大手企業のもの」と思われているところが多いのですが、
これからはどんどん SMB(中小、零細企業)層ではこういった Web ベースのアプリケーションサービスがどんどん必要になってくると思います。


サーバを置くような費用も場所も無い、サーバを見ることのできる技術者を内部で雇うコスト負担もタイヘン、そういった問題は SMB層の方が深刻なのに、Webサービスを積極利用しているのはある程度の規模以上の企業というのがげんじょうだったりして

この矛盾に気がついたところから流れが変わるのは恐らく必至。


今回の商品はIOデータがソフトベンダをどれくらい巻き込むか、そのへんに関わってくるので現状「まだまだ様子を見たほうがよい」ところですが
こうった流れが活発になることが望ましいのも確かです。

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